「軽井沢で山賊焼が食べられる店を探している」「居食庵えにしやって実際どうなの?」と気になっている方へ。
結論から言うと、私はリピートしません。ただし、お店自体が悪いわけではなく、「軽井沢で山賊焼を食べること自体の是非」という問題が大きいと感じました。
この記事では忖度抜きで、実際に家族で訪問した体験をそのままお伝えします。良かった点だけでなく、微妙だった点、そして「それでも軽井沢で山賊焼を選ぶ価値があるか」まで正直にレビューします。
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【結論】居食庵えにしやのおすすめ度と総評
先に結論をお伝えします。
- 料理のクオリティ:
- コストパフォーマンス:
- お店の雰囲気:
- 軽井沢で選ぶ価値:
リピート:なし
料理そのもののクオリティは悪くなく、個別の一品で見れば3.5〜4.0の評価ができる内容です。
ただし、「軽井沢でわざわざこのお店を選ぶ価値があるか?」という観点では2.5程度、というのが正直な評価。
料理の質と、立地・価格・選択肢の多さを総合した結果のギャップが、この記事の核になる部分です。
詳しい理由を、以下で体験ベースで解説していきます。
居食庵えにしやの外観・アクセス・立地

居食庵えにしやは、中軽井沢駅から徒歩圏にある居酒屋スタイルのお店です。
JR軽井沢駅からは離れており、軽井沢駅側に宿泊する場合は車移動が前提の立地になります。
あ外観は和風の落ち着いた佇まいで、観光客向けのきらびやかさはなく、地元に根付いた雰囲気があります。
到着時に感じた「看板の見つけにくさ」
私たちがお店に到着したのは18時20分ごろ。当日はあいにくの雨で、視界が悪く、看板がかなり分かりにくい状況でした。車で向かう場合、カーナビ頼りでも「本当にここで合っているのか?」と一瞬迷うレベル。
外観の主張が控えめなお店なので、日没後・悪天候の日に訪問する場合は、少し手前から減速して看板を探すくらいの心構えをしておくと安心です。お店の前を通り過ぎてしまう可能性があります。
入りやすさ・アクセスの印象
車で訪問する場合は駐車場があるので、アクセス自体には困りません。観光で歩いている人がふらっと立ち寄るタイプの立地ではないため、基本的には目的地として車で向かうお店という位置づけになります。
ちなみに私たちは予約なしで18時15分ごろに訪問しましたが、待ち時間なくすぐに席へ案内されました。日や時間帯によって混雑状況は変わると思われますが、少なくとも今回のタイミングでは予約なしでも問題なく入店できました。
看板や入り口は主張が控えめで、初見だと少し入りづらさはありますが、中に入ってしまえば店員さんの対応は丁寧で、家族連れでも問題なく過ごせました。
店内の様子・雰囲気・客層

店内に入ってまず感じたのは、木を基調とした温かみのある空間ということ。清潔感もあり、家族連れでも入りやすい雰囲気でした。

特に印象的だったのが、店内の薪ストーブ。これは軽井沢らしい演出で、寒い時期に訪れると視覚的にも体感的にも「旅行に来たな」という気分を高めてくれます。
雨で冷えた体には特にありがたく、雰囲気点数としてはかなり高めです。
客層と混雑具合
客層は観光客と地元客が半々といった印象。家族連れ、カップル、一人客まで幅広く、丼ものや定食を頼んでいるお客さんも見かけました。
メニュー紹介・価格帯





メニュー構成は居酒屋スタイルで、以下のようなラインナップがあります。
- 山賊焼(えにしや山賊・山賊親分など4サイズ展開)
- 信州サーモン・馬刺しなどの信州食材
- 定食・丼もの(ソースカツ丼など)
- 揚げ物・焼き飯などの居酒屋メニュー
価格帯と山賊焼の位置付け
価格帯は観光地価格です。単品をシェアしながら頼むと、思ったより会計が伸びます。丼ものや定食を頼んでいるお客さんが多かったのは、コスパの観点で納得できる選択だと感じました。
山賊焼は看板メニューの一つで、サイズ違いで4種類用意されています。「山賊子分(ハーフサイズ)」「えにしや山賊(通常サイズ)」と「山賊親分(2枚分」「大山賊王(4枚分」の選択が可能です。
実食レビュー|料理ごとの正直な感想
山賊焼(えにしや山賊・山賊親分)


本記事の最大の関心どころ、山賊焼の実食レビューです。
えにしやの山賊焼は、サイズ別に「えにしや山賊(1枚)」「山賊親分(2枚)」などの展開があり、人数や食欲に合わせて選べるようになっています。
| 提供状態 | 揚げたて熱々での提供 |
|---|---|
| 衣 | 薄めでサクッとした歯応え。油切れも良好であまり脂っこくない |
| 肉質 | ジューシーに揚がっておりパサつきはなく「しっかりした鶏肉の存在感」という印象 |
| 味付け | 下味は控えめ。お店の公式紹介では「にんにくの効いた自家製タレに漬け込む」とされているものの、私が食べた個体に関してはニンニクの風味はかなり控えめに感じられた。ガツンとしたスタミナ系を期待すると肩透かしになる可能性あり |
| タレ | 別添えの特製甘酢ダレに絡めて食べるスタイル。肉そのものの味が控えめな分、タレの印象が強くなる |
| ボリューム | 山賊親分は想像以上に大きい。小学生の子供が「食べられる」と言ったものの、結局そこそこ残すサイズ感 |
ニンニクの感じ方については、漬け込み具合や個体差もあると思われるので、「公式のイメージほどニンニクが立っていない場合もある」くらいの感覚で訪問するのが無難かもしれません。
ここで一つ正直な後悔ポイントがあります。
私は最初、様子見で「えにしや山賊」を1枚だけ注文しました。しかし、家族3人でシェアするには足りず、結局「山賊親分」を追加注文。
ところが、当初「食べられる」と言っていた娘が途中で「やっぱり無理」となり、そこそこ残してしまう結果に。
振り返ると、最初から山賊親分だけを1枚頼んでシェアすれば十分でした。
2種類頼んだことで割高感がさらに増してしまったので、これから行く方は注文の仕方に注意してください。
信州サーモン

脂のりが良く、しっかりとした歯応えがありました。普通のサーモンよりも身が締まっており、濃厚な味わい。ねっとり系ではなく、食感を楽しむタイプのサーモンです。
ただし、量の割に価格はそこそこするため、コスパの観点ではやや疑問が残ります。信州らしさを味わう体験料と考えれば納得できますが、「お得な一皿」ではありません。
馬刺し

臭みが一切なく、馬刺しが初めての人でも食べやすい品質でした。薬味と一緒に食べることで味変も楽しめ、単調にならない工夫ができるのは嬉しいポイント。
ただし、こちらも量に対しての価格がネック。信州サーモンと同様、「観光地で食べる信州食材」という付加価値を含めて評価するかどうかで感想が変わります。
エビフライ


面白いのがタルタルソースのスタイル。自分でゆで卵を崩して完成させる提供方法で、体験としてのエンタメ性はあります。子供がいれば盛り上がる演出でしょう。
ただし、味そのものは特筆するポイントなし。衣はサクッとしており、海老もごく普通。ここで頼むべき一品かと言われると、他にもっと信州らしいメニューを優先したほうが良いと感じました。
じゃこ梅焼き飯

梅の酸味が効いていて、食事の締めとしてさっぱり食べられる一品。揚げ物が続いた口をリセットしてくれる役割としては優秀でした。
正直な感想を言うと、じゃこはなくても良かったかもと感じました。じゃこの塩気よりも梅の酸味のほうが主役になっており、じゃこの存在感はそこまで強くありません。
軽井沢で山賊焼を食べるのはアリ?【重要セクション】
この記事で一番お伝えしたいのが、このセクションです。
そもそも軽井沢で山賊焼は少ない(体感ベース)
山賊焼は長野県中信地方(松本・塩尻エリア)発祥の郷土料理であり、一般的にも「中信地方の名物」として紹介されることが多い料理です。一方、軽井沢のある東信地方では、山賊焼を看板メニューにしている店は多くありません。
厳密な店舗数の統計があるわけではありませんが、「軽井沢 山賊焼」で検索しても出てくる店は限定的で、軽井沢においてはマイナーなメニューという体感です。
そのため「軽井沢で山賊焼を食べたい」と考えてえにしやに辿り着く方は一定数いると思いますが、本場(松本・塩尻)で食べる山賊焼と比べると、「軽井沢で食べる」という付加価値が価格に乗っている印象は否めません。
あえて軽井沢で食べる価値はあるか
正直にお伝えすると、軽井沢の短い滞在時間を山賊焼に使うのはもったいないというのが私の結論です。
軽井沢には、以下のような軽井沢ならではのグルメがたくさんあります。
- 洋食・フレンチ系レストラン
- 信州そば
- パン・ベーカリー(ブランジェ浅野屋など)
- ジェラート・スイーツ系カフェ
- ソースカツ丼(明治亭)
特に明治亭のソースカツ丼は、信州のご当地グルメとして知名度もあり、軽井沢でも味わえます。私自身、今回の旅行を振り返って「山賊焼ではなく、明治亭のソースカツ丼にしておけば満足度が高かった」と感じたのが正直なところです。
観光客にとっての優先順位
観光で軽井沢を訪れるなら、「軽井沢らしさ」が出る洋食・カフェ系が第一優先。信州グルメを味わいたいなら、ソースカツ丼や信州そばのほうが選択肢として強いでしょう。
山賊焼は、「どうしても食べたい」という強い動機がある方以外は、松本方面に行った時に本場で食べるほうが満足度は高いと思います。
居食庵えにしやの良かった点
- 薪ストーブのある店内の雰囲気が軽井沢らしく良い
- 山賊焼は揚げたて熱々で提供され、衣のサクッと感は良好
- 信州サーモン・馬刺しなどの信州食材の品質は確か
- エビフライの「自分でタルタルを作る」演出は家族連れに◎
- 店員さんの対応が丁寧で、家族連れでも気兼ねなく過ごせる
- 清潔感があり、落ち着いた空間
居食庵えにしやの微妙だった点
- 全体的に観光地価格で、シェアして色々頼むと割高感が出る
- 信州サーモン・馬刺しは量の割に価格がそこそこする
- 山賊焼はニンニク感が弱く、スタミナ系を期待すると物足りない
- エビフライは「味そのもの」は普通
- じゃこ梅焼き飯のじゃこは、正直なくても成立する印象
- 山賊焼のサイズ選びが難しく、注文ミスで追加コストが発生しやすい
- 看板の視認性が低く、夜間や雨天時は場所が分かりにくい
リピートしない理由
料理がまずかったわけではありません。むしろ、基本的なクオリティは保たれています。それでもリピートしない理由は、以下の通りです。
- コスパが観光地価格で割高感がある:シェアスタイルで頼むと特に顕著
- 軽井沢で山賊焼を選ぶ理由が弱い:他に軽井沢らしい選択肢が多い
- ソースカツ丼なら明治亭という強力な代替がある:信州グルメを味わうならそちらの方が満足度が高いと感じた
- 丼・定食のお客さんが多く、単品シェアはコスパが悪い:利用方法とのミスマッチ
次に軽井沢を訪れる機会があれば、別のお店を選ぶつもりです。
居食庵えにしやが向いている人・向いていない人
向いている人
- 軽井沢でどうしても山賊焼を食べたい人
- 丼・定食でコスパよく食事を済ませたい人
- 薪ストーブのある居酒屋の雰囲気を楽しみたい人
- 信州食材を少しずつ色々食べてみたい人(ただし割高感は覚悟)
- 落ち着いた店内で家族でゆっくり食事したい人
向いていない人
- コスパ重視で観光地価格が気になる人
- 本格的なニンニクガツン系の山賊焼を期待する人
- 軽井沢らしい洋食・カフェ系グルメを味わいたい人
- ソースカツ丼など他の信州ご当地グルメを優先したい人
- 山賊焼を「本場のクオリティ」で食べたい人(松本方面推奨)
まとめ|居食庵えにしやの正直レビュー
居食庵えにしやは、料理のクオリティは保たれているものの、軽井沢で選ぶ理由が弱いお店というのが正直な感想です。
薪ストーブのある店内の雰囲気や、揚げたての山賊焼の食感は良いポイント。しかし、観光地価格による割高感、ニンニク感の弱い山賊焼、そして「軽井沢には他にもっと選ぶべきグルメがある」という現実を踏まえると、積極的におすすめはできません。
特に、軽井沢には明治亭のソースカツ丼という強力な信州ご当地グルメの選択肢があります。私自身、今回の旅行を振り返って「そちらにしておけばよかった」と感じたのが偽らざる本音です。
とはいえ、「どうしても山賊焼を軽井沢で食べたい」「薪ストーブのある居酒屋でゆっくりしたい」という明確な目的がある方には、選択肢の一つとして成立するお店です。注文する際は最初から山賊親分1枚+定食・丼で組み立てると、割高感を抑えられます。
また、夜間や雨天時は看板が分かりにくいので、訪問時間と天候によっては少し余裕を持って向かうのがおすすめです。
軽井沢での食事選びやモデルコース全体を検討したい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
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この記事が、軽井沢でのお店選びで失敗したくない方の判断材料になれば幸いです。








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